報告文〜2000年11月12日
暴力から自分を守る〜護身法をやってみよう
 講師の方が話してくれた「護身法は、相手をやっつける為に使うのではなく、すきを作って逃げるために使う」「一番大事なことは、覚えた護身法をどれだけ上手に使えるかではなく『この私様に何さらすねん!』という気持ちが大切」という言葉に、「ふむふむ。なるほど」とうなづきながら護身法を学んだ。まずは、声を使った護身法。気合いを込め腹からできるだけ低い声を出す練習なのだが、まず腹式呼吸ができない。「今日やる中のどれか一つ、私はこれができるというのを見つけるといい」と言われたので、「よっしゃ!」と次に期待した。2つ目は身体を使った護身法。基本姿勢はボクシングのファイティングポーズ。そしてひざげり、相手の鼻やこめかみを狙うてのひら打ち、抱きつかれた時は足の甲を踏んで抜け出す、手首をつかまれた時は引っ張られた相手の方へ一歩寄って、手首をひねって逃げるというのを練習した。これは、相手の方へ一歩踏み込めば力がゆるむのでそのすきを狙うのである。想像していたより力は必要ないのだが、なんといっても問題は私が非常に非力だということ。ペアで練習した女性から逃げ出すのでさえ一苦労だった…。3つ目は武器について。自衛のための道具、例えばナイフや防犯スプレー、スタンガンなどは体を使う護身法に比べると、いずれも習熟が簡単ではあるが相手に奪われると自分への凶器と一変してしまう。それより身の回りの道具を武器に使うほうが安全。傘を使う時には、たたくのではなく、相手の鼻などを突くとよい。「これならできるぞ」ようやく私にもできることが見つかった。攻撃的になるという普段なじみのない行動に参加者も戸惑いながらも、自分にはこんな力があったのかと驚いたり、喜んだりしていた。やっぱり私がこの講座で習得したことは『この私様に何さらすねん!』というファイティングスピリッツであった。