| 薬物依存症って? |
この公開講座では、薬物に対するコントロ−ルを失い「死」に近いところから生き直しを始めた東京ダルク「女性ハウス」の上岡陽江さんと「大阪ダルク」の倉田和彦さんの体験談を約70名の参加者と共に分かち合いました。
回復していくにつれて、たとえば自分に対する感じ方、考え方、価値観が変化していくという倉田さんの話は、 以前と違う自分を肯定的に受け止めるのが難しく、せっかく開いた成長の扉を閉じてしまうことがある私たちに勇気を与えてくれました。
また回復は言葉を取り戻していく作業という話で、回復は自分を受け入れ表現していくことで、自分の人生のコントロ−ル(自己管理能力)をクスリから取り戻す作業なのだと思いました。
『周りは変わらない、自分が変わらなくては』がスタ−トだった上岡さんは、 仲間を通し成長しながらも、男性中心の自助グル−プでの女性イメ−ジに葛藤を感じていたそうです。
しかし海外で女性の仲間と出会い"女がクスリをやめて生きていく"道すじを知るようになったそうです。
女性たちの回復の場「女性ハウス」を始め、自分を許せるようになったという話に、非常に重みを感じました。
同時にまだまだ女性が回復していく〜自分を受け入れ、認め、表現することで自分の人生のセルフコントロ−ルを取り戻していく〜のが難しい社会があり、それは薬物依存症者だけが抱えている問題ではなく、私たち全員の問題だという想いを新たにしました。
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