公開講座

20年間のフェミニストカウンセリング実践~なにができて、なにができなかったのか?

タイトル
20年間のフェミニストカウンセリング実践~なにができて、なにができなかったのか?
実 施 日
2016年2月11日(木・祝)
場  所
ウィングス京都 2階セミナー室 AB
シンポジスト
(敬称略)
井上摩耶子・小松明子・周藤由美子・竹之下雅代・福岡ともみ(ウィメンズカウンセリング京都)
コーディネーター
概  要
1 ウィメンズカウンセリング京都のスタッフが語る
「ジェンダーの視点に立つカウンセリング」
フェミニストカウンセリングとは、どんなカウンセリングなのか (井上摩耶子)
2 フェミニストカウンセリングの現場から
グループアプローチ/DV被害者支援/裁判支援とアドヴォケイト(代弁・権利擁護活動)
/性暴力被害者支援―京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター「京都SARA」
20年前の1995年当時、「フェミニストカウンセラー」と名乗り、フェミニストカウンセリング理論や実践について話すと、「よくわからない」という顔をする人たちが多かった。同じ頃にはじまったセクハラ研修で、フェミニズムの視点から「男性から女性への暴力」や被害者支援について話すと、男性たちや伝統的カウンセリング業界のカウンセラーから否定的反応を受けたこともあった。1999年、男女共同参画社会基本法が制定され、ジェンダーの視点が社会的に認識され、やっと今、フェミニストカウンセリングが社会的に受容されはじめた。
未だ男女共同参画社会の実現は道半ばという日本の社会的現実のなかで、女性にとってのフェミニストカウンセリングの異議は大きいと思われる。ウィメンズカウンセリング京都開設20年を記念しての「フェミニストカウンセリングの現状と展望」に、ご期待ください。
参加費
1,500円
備  考
主  催
ウィメンズカウンセリング京都
共  催
公益財団法人京都市男女共同参画推進協会
報 告 書
あり

2016/02/11 [公開講座]