公開講座

『2010年代 フェミニズム時代の再来か!』

タイトル
『2010年代 フェミニズム時代の再来か!~ アメリカの若者ムーヴメントを知る。さて、日本では?』
実 施 日
2017年11月26日(日)
場  所
ウィングス京都 2階セミナー室 AB
シンポジスト
(敬称略)
菅野 優香(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教)
フェミニズム、クィア理論・批評、視覚文化研究
對馬果莉(同志社大学大学院生 学術特別研究員DC2)
ケアと民主主義理論(主にアーレント)、怒りたい女子会、ウィメンズ・マーチ東京
コーディネーター
井上摩耶子(ウィメンズカウンセリング京都)
概  要
2010年代のアメリカで、フェミニズムに熱い注目が向けられているという。ロクサーヌ・ゲイの『バッド・フェミニスト』(2017年)、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェの『アメリカーナ』(2016)・『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』(2017)などの興味深いフェミニズム本の出版も盛んだ。
ゲイは1974年生まれのアメリカ黒人女性で、アディーチェは1977年生まれのアフリカ系非アメリカ黒人女性であり、両者ともに20歳代から性差別、人種差別、容貌差別、経済格差、地域格差などをテーマにした著作活動によって頭角を現した。両者の著作において、男女の差別問題と白人と黒人の人種差別問題とが同時に分析・論評されている点に新しいフェミニズムの視点を感じ、また差別の。被害当事者であるゲイとアディーチェの自由闊達、絶妙な語り口にも魅せられる。
本公開講座では、このアメリカフェミニズムの現状について菅野優香さんに、そして日本の若者のフェミニズム活動について對馬果莉さんに報告していただきます。
参加費
1,500円
備  考
主  催
ウィメンズカウンセリング京都
共  催
公益財団法人京都市男女共同参画推進協会
報 告 書
あり

2017/11/26 [公開講座]